Zaurus SL-C3100

を知人が購入し、今度行く海外旅行で使いたいとの事なので、セットアップをしたときの記録

とりあえず、シャープとかのサイトを見ると、「海外で通信できるなんて事は言ってないからな!!」という注意書きを発見するもスルー。

今回海外(どうやらハワイ)で利用する携帯はN900iG

まぁ、現在何が使えるかも含めて、「ここ」を見たほうが手っ取り早いと思います。

必要なもの

SL-C3100本体
USBホストアダプタ
(私はとりあえずPocketGamesのこれを購入しましたが、別にどれでも行けそうです)
FOMA(N900iG+WorldWing契約が要ると思います)
USBモデムケーブル(私の場合は携帯万能についてきたやつを使いました)
FOMA用ドライバ(acm-FOMA.20050729.tar.gz 入手先)

やり方

  1. ターミナル(添付のCDについてるやつでOK)をインストールする
  2. 上記ドライバをどうにかして(PHSカードがあればそれを利用するも良し、無ければPC経由で落としてくるも良し)C3100本体に入れる。(一応gzipも入っているが、PC経由するなら、PCで解凍しておいた方が楽)
  3. acm-FOMA.20050729.tar.gzを解凍して出来たacm-foma.oを/lib/modules/2.4.20/kernel/drivers/usbにコピー
  4. ターミナルを起動し、su -でルートになる
  5. #depmod -a
  6. #modprobe acm-FOMA
  7. #mknod /dev/ttyACM0 c 166 0
  8. Home→設定→ネットワークでPPPダイヤルアップ(赤外線)を新規作成する(モデムタブの初期化コマンドのところを「ATZ」のみに変更)
  9. 終了して、出来上がっているであろう「/etc/ppp/peers/IRDAhogehoge」の2行目を「115200」から「/dev/ttyACM0 115200」に変更
  10. /etc/rc.d/init.d/にfomaとかいう適当な名前で下記内容のファイルを作成しておき、(bashでなくても良い気がする)
  11. #ln -s /etc/rc.d/init.d/foma /etc/rc.d/rc5.d/S90fomaとかしておくと、一応リブート時に消えてしまう/dev/ttyACM0の事を心配しなくても良さそう(自分が使うなら毎回コマンド叩いてもいいけど、何せ今回のユーザはあれなので・・・)
  12. 一応手元にあったN900iSN700iN900iGで試したところ、N700i以外は上手く行った。N700iについては一旦切断すると、USBケーブルを抜き差ししないと上手く行かないっぽい。

/etc/rc.d/init.d/fomaの内容

#!/bin/bash
mknod /dev/ttyACM0 c 166 0


という流れで、国内に関してはとりあえず大きな問題も無く通信できると思うけど、海外については未確認。っていうか確認しに行きたいけど、行けない。つなげなかったときに何が問題なのかの切りわけとか、いろいろやってみたい事があるのにぃ!まぁだからといって俺が行く為に旅費出すのも本末転倒だろうし、俺は俺で金も暇も無いし・・・


セットアップ料金として初代Sigmarionを頂戴しました。
イマドキ初代シグマリもらって喜んでる俺なんてどう?

でもこれキーボードが良く出来てて入力でストレスがほとんど無い!これはいろいろ使い道がありそう・・・でもバッテリとかもうそろそろ駄目っぽいorz